すぐに使えて便利なゆでうどんは、忙しい日の食事にぴったり!でも、毎回同じ食べ方ではちょっと飽きてしまう…そんなときにおすすめなのが、手軽に作れておいしいアレンジレシピです。
この記事では、ゆでうどんをさらに便利にするヒントとして、レンジでの調理方法や冷凍保存/解凍のコツ、麵つゆを使った簡単でおいしいアレンジレシピを紹介します。定番メニューから変わり種レシピまで紹介しているので、ぜひ試してみてください。
目次
タイトル通り、ゆでうどんをレンジで加熱することは可能です。
市販されているゆでうどんは、既に加熱調理されているため、レンジで温めることで手軽に食べられるようになります。
ただし、いくつか注意点があります。
加熱時間は、うどんの量やレンジの機種、ワット数によって異なります。
一般的な目安は以下の通りです。
1人分: 500W〜600Wで約2分
2人分: 500W〜600Wで約3〜4分
温まりが不十分な場合は、様子を見ながら10秒〜20秒ずつ追加で加熱してください。うどんが乾燥しないよう、袋のまま温めるか、耐熱皿にのせてラップをかけると良いでしょう。
・袋のまま加熱して問題ないか確認
袋ごと加熱できると記載されている商品以外は、袋から出して耐熱皿に乗せ、ラップをかけて温めるのが安全です。記載がない袋をそのまま加熱すると、破裂したり、袋の素材が溶けたりする危険性があります。
・一度に複数個は加熱ムラに
複数個のゆでうどんを一度に加熱すると、温まり方にムラができることがあります。麺が重ならないように広げて並べたり、加熱中に一度混ぜたりすると良いでしょう。
・加熱しすぎに注意
加熱しすぎると麺が硬くなったり、乾燥してしまったりすることがあります。最初は様子を見ながら短めに加熱し、温まり具合に応じて時間を追加すると良いでしょう。
うどんが余ったときは、冷凍保存しておけば次回も手軽に楽しめます。ここでは、ゆでたうどんと生うどん、それぞれの冷凍方法を紹介します。
ゆでて余ったうどんは、冷凍保存が可能です。1食分ずつラップで包んで冷凍しておけば、食べたいときにサッと解凍できてとても便利です。
冷凍する際はうどんを平らにして、空気が入らないようにラップでぴったり包むのがポイントです。
ラップで包んだうどんは冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。保存期間の目安は約1か月と覚えておきましょう。冷凍したゆでうどんはレンジや鍋でサッと解凍できるので、忙しい日の時短ごはんにもぴったりです。
生うどんは乾燥しやすく、あまり日持ちもしないため、食べ切れない分は早めに冷凍しておくのがおすすめです。
生うどんは、冷凍する前にまず打ち粉を軽く払っておくのがポイント。打ち粉がついたままだと、冷凍中にほかの食材のにおいが移ることがあります。打ち粉を落としたら1食分ずつラップにぴったり包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。こちらも保存期間の目安は約1か月です。
余った冷凍うどんや市販の冷凍うどんも、手軽にストックできて、好きなタイミングでサッと調理できるのが魅力です。ここでは、冷凍したうどんをおいしく解凍する方法を紹介します。
ゆでて余ったうどんを冷凍したものは、袋もしくは包んでいたラップから耐熱皿に移し、ふんわりとラップをかけます。
加熱時間は、1玉あたり500~600Wで3分程度が目安です。
市販の冷凍されたうどんの場合は、袋のままレンジで解凍が可能です。多くの市販冷凍うどんは耐熱仕様の袋に入っているので、そのままレンジで加熱して問題ありません。すぐに解凍できて洗い物も少ないので、忙しいときにおすすめです。
パッケージにワット数と加熱時間が書かれている場合は、その指示に従いましょう。もし記載がない場合は、1食分(1玉)につき500Wで約3分が目安です。取り出してみて加熱が足りないと感じたら、様子を見ながら10〜20秒ずつ追加してみてください。
一度にたくさん解凍したいときや、ゆでて調理したい場合は、お鍋でのゆで解凍も便利です。凍ったままのうどんを、沸騰したお湯に入れるだけで大丈夫です。
パッケージに記載されたゆで時間があればそのとおりに、特に記載がない場合は45〜60秒ほどを目安にしてください。お鍋ひとつで簡単に、ふっくらモチモチのうどんが楽しめますよ。
冷凍うどんを常温で自然解凍するのは、あまりおすすめできません。時間がかかるうえに、解凍させている間に麺が伸びてしまって、せっかくのコシや食感が損なわれてしまいます。
解凍するなら、先ほど紹介したレンジ又はお湯での解凍がおすすめです。手間も少なく、うどん本来のモチモチ感や風味をしっかり楽しめます。手軽においしく仕上げるために、自然解凍は避けるようにしましょう。
3段落.ゆでうどんの簡単レシピを紹介
ここでは、ゆでうどんを使った手軽なアレンジレシピを紹介します。どのレシピも麺つゆをベースにしているので、冷蔵庫にあるもので作れるのが魅力です。忙しい日のランチや夜食に、ぜひ作ってみてくださいね。
● ゆでうどん:1玉
● ひき肉:70g
● ごま油:小さじ2分の1
● おろし生姜:小さじ3分の1
● おろしにんにく:小さじ3分の1
● もやし:100g(1袋の半分程度)
● 麺つゆ(濃縮タイプ):2分の1カップ
● 豆乳:1カップ
● すりごま:大さじ1
※おろし生姜やにんにくはお好みの量で
加熱にはレンジを使用するので、サッと手軽に作れます。辛めの味付けがお好みの方は、豆板醤を加えるのがおすすめ。もやしがない場合は、白髪ねぎといったほかの野菜でも代用可能です。
● ゆでうどん:1玉
● 豚もしくは牛の薄切り肉:80g
● ★おろししょうが:小さじ2分の1
● ★酒:大さじ2分の1
● ★みりん:大さじ2分の1
● ★醤油:大さじ2分の1
● 麺つゆ(濃縮タイプ):大さじ2
● お水:250ml
小口ねぎや七味等の薬味を添えるのもおすすめです。お好みで野菜やかまぼこ等をプラスすると、より食べ応えが出ます。
● ゆでうどん:1玉
● ベーコン:2枚
● 卵黄:1個
● 牛乳:50ml
● 粉チーズ:大さじ1〜2
● 麺つゆ(濃縮タイプ):小さじ1〜2
● バター:5g
● 粗挽き黒こしょう:少々
● お好みで薬味(刻み海苔、大葉等):適量
クリーミーなのに後味スッキリ!麺つゆで和風の風味が加わることで、食べやすく仕上がります。
● ゆでうどん:1玉
● 梅干し:1個
● 大根おろし:100g
● 麺つゆ(濃縮タイプ):大さじ1.5
● みりん:小さじ1
● お水:100ml
● お好みで青ねぎ、白ごま:適量
梅干しは包丁で叩いて「梅肉添え」としてもOK。梅の酸味と大根おろしのさっぱり感が、暑い日にもぴったりです。お好みで大葉を添えるのもおすすめです。うどんは酸性の食材と合わせるとコシが出やすくなるので、梅干しを加えることで食感がより良くなります。
● ゆでうどん:1玉
● しゃぶしゃぶ用の豚肉:50g
● 大根おろし:50g
● オクラ:1本
● みょうが:2分の1個
● 麺つゆ(濃縮タイプ):大さじ1
● ポン酢:大さじ1
さっぱりと食べられる夏にぴったりの一杯です。お好みでごまだれをかけても、コクが出てまた違ったおいしさが楽しめます。
● ゆでうどん:2分の1玉
● しゃぶしゃぶ用の豚肉:50g
● ライスペーパー:2枚
● サニーレタス:2枚
● 細切りのきゅうり:4分の1本分
● 大葉:2枚
● 麺つゆ(濃縮タイプ):大さじ2
● ポン酢:大さじ1
● ごま油:小さじ1
● ラー油:お好みの量
● 白ごま:小さじ2分の1
冷たいうどんをライスペーパーでくるっと包んで、見た目も味も楽しめる夏におすすめの変わり種レシピ。さっぱりした豚しゃぶとの相性もバッチリです。
ゆでうどんは、鍋はもちろん、レンジを使えば手軽に調理することができ、忙しい日の食事にぴったりです。
余ったゆでうどんや生うどんは冷凍保存が可能です。1食分ずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れれば、約1か月間おいしく保存できます。うどんを解凍する際はレンジで少しでも手間を減らしましょう。自然解凍は麺のコシや食感が損なわれるため、避けるようにしましょう。
麺つゆをベースにした様々なアレンジレシピを紹介しました。クリーミーな「和風カルボナーラうどん」や、暑い日にぴったりな「冷しゃぶうどん」、見た目も楽しめる「生春巻き風」等、麺つゆを使えば簡単に作れるうどんレパートリーが広がります。
ぜひ、これらのレシピを参考にして、うどんを日々の食事に賢く取り入れてみてください。