これから一人暮らしを始める人も、すでに一人暮らしをしている方も、生活をするうえで気になるのがお水事情ではないでしょうか。浄水器やウォーターサーバー、ペットボトル等、様々なお水の買い方がありますが、どれが自分に合っているのかわからない方もいます。
そこでこの記事では、お水選びのポイントやそれぞれのコスパ・メリット・デメリットを紹介します。お水選びに迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
では、一人暮らしの方におすすめのお水の選び方を紹介します。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のこだわりや生活に合ったものを選ぶことが大切です。
水道水を選択肢に入れていない方もいるかもしれませんが、日本の水道水の品質は高く、飲用水として利用しても全く問題ありません。特に東京都は水道水の安全性とおいしさにこだわった「TOKYO高度品質プログラム(東京都版水安全計画)」を実施していて、ほとんどの人がカルキ臭を感じないレベルとされています。※1
ただし、お水の味の感じ方は人それぞれなので、水道水を常飲するのに抵抗がある方もいるでしょう。安全性に問題はありませんが、どうしても味やにおいが気になって飲みにくいという方もいるかもしれません。
そこで、ペットボトルや浄水器等、水道水以外のお水を選ぶときのポイントを次章から紹介していきます。
ここからは、一人暮らしにおすすめのお水について種類ごとに詳しく紹介していきます。まずは、ペットボトルのお水を買うメリット・デメリット・コスパを見ていきましょう。
ペットボトルのお水はコンビニやスーパー、自動販売機等の外出先で購入しやすいので、好きなときに好きなものを買えます。これは、ペットボトルならではのメリットです。
ペットボトルのお水のデメリットとして、ゴミがたくさん出ることがあげられます。環境に悪いだけでなく、空のペットボトルが部屋を占領してしまう可能性もあります。また、お水をまとめ買いするとかさばりやすく保管場所も必要になるため、お部屋のスペースが限られている場合には大きなデメリットでしょう。
ペットボトルのお水のコスパは、買い方によって大きく変わってきます。ネット通販ならまとめて安く購入することができますが、コンビニ等で500mLのお水を購入すると1本あたり120円前後と割高になるので注意してください。コスパが気になる場合は、外出先でこまめに買うのではなく、まとめて購入して1本あたりの価格を抑える必要があります。
続いて、浄水器を使う場合について紹介します。浄水器は種類がたくさんあるため、浄水器のタイプから検討が必要です。浄水器の種類とメリット・デメリット・コスパを見ていきましょう。
浄水器には、以下のような種類があります。
一人暮らしの場合は、導入が簡単で手軽に利用できるポット型がおすすめです。カートリッジがついたポットに水道水をそそぐだけで浄水ができて、ポットのまま冷蔵庫で保管できます。今回はこのポット型浄水器にスポットを当てて紹介します。
その他のタイプの浄水器は導入費用が高額になってしまうこともあります。蛇口の取替え工事等も必要になるケースもあるため、賃貸物件に住んでいる一人暮らしの方にはあまりおすすめできません。
ポット型浄水器なら最初に本体を購入して手軽に使えます。また、本体がコンパクトで冷蔵庫に入れておけるので、お部屋のスペースが限られる一人暮らしでも安心です。
フィルター機能が他の浄水器に比べて、小さいものが多いため、交換頻度が高くなってしまう場合が多いです。また、部屋内の省スペースにつながりますが、一人暮らしの冷蔵庫内を圧迫してしまうというデメリットも抱えています。
そして、温冷水機能はありません。ポットを冷蔵庫に入れておけば冷水になりますが、お湯を使いたいときにはその都度沸かす必要があります。
カートリッジ代として数か月ごとに数百~千円程度ですが、カートリッジの交換頻度が高いので、手間はかかってしまいます。
一人暮らしで宅配型ウォーターサーバーを選ぶメリット・デメリット・コスパ
ここでは、お水ボトルを配送してくれる宅配型ウォーターサーバーのメリット・デメリット・コスパについてチェックしていきましょう。
宅配型ウォーターサーバーのメリットは、お水のおいしさと利便性の高さです。お湯が使えるのが大きな特徴で、コーヒーやお茶をすぐに飲みたいときや料理にも使えてとても便利です。
お水ボトルの価格はメーカーによって異なりますが、お水の使用量が多くお水ボトルの購入数が多いと、それだけ料金も多くかかります。また、届いたウォーターサーバーとお水ボトルの保管場所も確保しなければなりません。
メーカーや機種、お水の使用量によって料金は変わってきますが、ウォーターサーバー本体のレンタル代やお水ボトルの購入費で毎月3000~5000円程度かかるのが一般的です。また、温冷水を作るために電気を使うため、維持費として電気代もかかります。
浄水型ウォーターサーバーは、お水の選択肢の中で比較的新しいタイプです。浄水器と宅配型ウォーターサーバーの良いとこ取りができるとして、近年人気が急上昇中です。
ここでは、浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリット・コスパについて紹介します。
浄水型ウォーターサーバーは水道水を自分で入れて使うので、お水を購入する必要がなくサーバー本体のレンタル等、コストは定額制が一般的です。
サーバー本体にはいくつか種類がありますが、賃貸物件での一人暮らしなら工事が不要の、水道水をサーバーに自分で注ぐタイプがおすすめです。
浄水器同様、水道水を利用しても塩素を除去できるのでお水がおいしくできるのがポイントです。浄水器と異なる点は、冷温水がずぐ使えるので、コーヒーやお茶、スープ等を手軽に準備できて大きな時短になります。
自分で水道水を注いで入れるのが面倒に感じる方は、その点がデメリットです。また、宅配型ウォーターサーバーと同様にお部屋に置くためのスペースが必要です。
一方、水道水を自分で入れる必要がない蛇口直結タイプ等は取り付け工事が必要で、設置費用や手間がかかる点に注意してください。
コスパはメーカーによって異なりますが、毎月の利用料は2000~3000円台のものが主流です。お水ボトルの注文が不要で、コストが定額制で変動がないのも一人暮らしには心強いです。
1日にどのくらいお水を飲むかは個人によって差がありますが、厚生労働省は1日あたり1.2Lのお水を飲むことを推奨しています。※2
500mLのペットボトルだと、毎日2~3本を消費することになります。
水分不足になると熱中症や脳梗塞等のリスクが高まるため、一人暮らしの人も健康のために毎日意識してお水を飲むようにしましょう。
メリット・デメリット・コスパのトータルバランスを見てみると、一人暮らしにおすすめなのは浄水型ウォーターサーバーです。浄水器と宅配型ウォーターサーバーの良いとこどりで、利便性の高さとコスパの良さを両立できるのが大きなメリットと言えるでしょう。
浄水型ウォーターサーバーの中でも特におすすめなのが、Slim‐R(スリムアール)です。サーバーのデザインはホワイトとブラックの2種類で、どちらもシンプルかつスリムなので、一人暮らしのお部屋にも置きやすいです。
卓上タイプもあるので、キッチンやテーブルの上にも設置できるので、デメリットのお部屋のスペースが必要な部分がもっと自由に選べます。月額定額制でコスパも圧倒的に良いので、ぜひLoccaのSlim‐R(スリムアール)を試してみてください。