おでんの人気レシピ3選!ご当地おでんやおいしい定番&おすすめの具材は?

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寒い季節になると食べたくなるおでん。おでんのルーツは長方形に切った豆腐を焼いた「田楽(でんがく)」で、頭に丁寧語の「お」を付けたものが「おでん」の語源だと言われています。

今回は、日本に馴染み深いおでんについて紹介します。地域ごとのおでんの特徴やおすすめレシピを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

おでんの定番&おすすめの具材

まずは、おでんによく使われる具材を見ていきましょう。定番具材と変わり種のおすすめ具材を、それぞれ紹介します。おでんにはどのような具材がよく使われているのかを見ていきましょう。

おでんの定番具材!

多くの人がイメージするおでんの定番具材には、次のようなものがあります。

● 大根:事前の下茹でによって、味が芯までしっかりと染み込み、口の中でとろけるような食感が人気です。
● たまご:程よい弾力のある食感が魅力。和からしを添えることで、風味が一層引き立ちます。
● こんにゃく、白滝:独特な食感が楽しめる具材です。カロリーが控えめである点も、多くの人に支持される理由の一つです。
● ちくわ、さつま揚げ:練り物の代表格として、だしをたっぷりと吸い込むことで旨味がだしに溶け出し、おでん全体の味を豊かにする役割を果たします。
● 餅巾着:油揚げの中に包まれたお餅がとろりと溶け出し、食べ応えと満足感をもたらす人気の一品です。
● ちくわぶ:小麦粉を練り上げたもちもちとした独特の食感が特徴。関東風おでんには欠かせない、象徴的な具材です。
● 牛すじ:関西風おでんで特に愛される具材です。だしに濃厚な肉の旨味と深いコクを加え、長時間煮込むことですじがトロトロに柔らかくなります。

変わり種?!おすすめ具材!

おでんは地域やご家庭によって、先ほど紹介した定番具材以外にも色々な具材を入れて楽しまれています。以下におでんの変わり種具材を紹介するので、気になるものがあればぜひ試してみてください。

● たけのこ:独特のシャキシャキとした食感が特徴的です。おでんに加えることで、上品な和の風味を増すことができます。
● ほたて:貝柱から濃厚な旨味がだしに溶け出し、その豊かな風味がおでん全体に行き渡ります。
● 車麩:噛んだ瞬間に、含んだだしの旨味がジュワッと口の中に広がるのが魅力です。煮崩れしやすいため、他の具材よりも後から入れるのがおいしく仕上げるコツです。
● 焼き豆腐:煮崩れしにくい安定感があり、スポンジのようにだしをたっぷり吸い込む点が大きな魅力です。
● たこの足:噛むほどに魚介の旨味があふれ、その風味が他の煮込まれた具材にも広がっていきます。
● 里芋:ホクホク、ねっとりとした独自の食感が特徴です。だしが染み込むことで、芋が持つ素朴な甘さが際立ちます。
● 鶏手羽:骨から出る深い旨味がだし全体を格上げし、コクを与えます。身が柔らかく、食べ応えも抜群です。
● ロールキャベツ:キャベツの優しい甘みと、中の肉の旨味がだしに溶け込み、滋味深く穏やかな味わいを生み出します。
● 豚足:だしに溶け出すゼラチン質が深いコクと自然なとろみを与えます。長時間煮込むことで、皮や軟骨がトロトロになり格別なおいしさになります。

おでんの人気のだしと味つけは?おすすめレシピ3選!

おでんは地域によって特徴が異なり、その地域に合わせて、だしや味付けを変える工夫をしているコンビニエンスストアも見られます。

おでん用のだしの素も販売されているので、スーパーやコンビニに立ち寄った際はチェックしてみるのもおすすめです。ここでは、自宅で簡単に作れる各地域のおでんレシピを紹介します。

おでんのレシピ①関東風は濃いめのしっかりだし

関東のおでんは、濃口醤油やみりんでしっかり味付けをしただしを使うのが特徴です。濃いめのだしで具材を煮込み、味を染み込ませます。

【材料】(2人前)
● 大根:1/4本
● ゆでたまご:2個
● ちくわぶ:1本
● その他、お好きな具材でOK

● お水:1L
● 顆粒だし:小さじ1
● 濃口醤油:大さじ2
● みりん:大さじ1
● 酒:大さじ2
● 塩:少々

【作り方】

  1. それぞれの具材をお好みの大きさに切り、味を染み込ませたい大根は隠し包丁を入れる
  2. お水に調味料と具材を入れて中火にかける
  3. 沸騰したら弱火にし、30分ほど煮込む
  4. 火を止めて数時間置き、味を染み込ませる
  5. 具材に味が染みたら完成

おでんのレシピ②人気の静岡おでんは真っ黒のだし

静岡(しぞーか)おでんは、真っ黒のだしで串に刺した具材を煮込むのが特徴。定番具材に加えて、牛すじや黒はんぺん等を入れます。

【材料】(2人前)
● 牛すじ:100g
● 黒はんぺん:2枚
● 大根:1/4本
● ゆでたまご:2個
● その他、お好きな具材でOK

● お水:1L
● 昆布:2枚
● 濃口醤油:大さじ2
● 砂糖:小さじ1
● 塩:少々

【作り方】

  1. 鍋にお水と昆布を入れて火にかけ、だしをとる
  2. だしが煮立ったら昆布を取り出す
  3. 別鍋で牛すじを下茹でする
  4. それぞれの具材をお好みの大きさに切り、それぞれ串に刺す
  5. だしに下茹でした牛すじを煮汁ごと加える
  6. 5.に調味料と具材を加えて弱火で1時間ほど煮込んだら完成

静岡おでんは、食べるときにだし粉と青のりをふりかけるのも特徴です。ぜひ試してみてください。

おでんのレシピ③関西風は薄味のさっぱりだし

関西のおでんは、薄味でさっぱりしているのが特徴です。関東おでんや静岡おでんのだしは濃い色をしていますが、関西おでんのだしは透明感があります。

【材料】(2人前)
● 大根:1/4本
● ゆでたまご:2個
● ゆでだこ:50g
● 白滝:4個
● その他、お好きな具材でOK

● お水:1L
● 顆粒だし:小さじ1
● 薄口醤油:大さじ1
● 酒:大さじ3
● みりん:大さじ1
● 塩:少々

【作り方】※関東風と手順は同じ

  1. それぞれの具材をお好みの大きさに切り、味を染み込ませたい大根は隠し包丁を入れる
  2. お水に調味料と具材を入れて中火にかける
  3. 沸騰したら弱火にし、30分ほど煮込む
  4. 火を止めて数時間置き、味を染み込ませる
  5. 具材に味が染みたら完成

おでんや煮込み料理の決め手はお水!

おでん等の煮込み料理は、お水が味の決め手になります。日々の料理においしいお水を使いたいという人は、コスパに優れた浄水型ウォーターサーバーの活用がおすすめです。

お水にこだわるのであれば、昆布とかつお節から本格的なだしを取る手順で、おでんの味をさらに深めてみましょう。

本格的なおでんのだしを作る

【材料】(2人前)
● お水:1L
● 昆布:5g
● かつお節:10g
● 醤油:大さじ2
● みりん:大さじ1~2
● 酒:大さじ1
● 塩:少々

▼ポイント
濃口醤油を使う場合:色が濃く、しっかりとした風味になり、関東風おでんになります。
薄口醤油を使う場合:だしの色を薄く仕上がり、具材の色をきれいに保つ、関西風おでんになります。

【作り方】

  1. 昆布でだしを取る
    お鍋に分量のお水と昆布を入れます。そのまま30分〜1時間ほど浸しておきます。
    時間があれば冷蔵庫で半日から一晩おくと、だしが良く出ます。
  2. 煮出して火を止める
    昆布を浸した鍋を中火にかけます。沸騰直前に、昆布を取り出します。
    ※昆布を煮すぎると、だしの風味や色が濁る原因になります。
  3. かつお節で風味を加える
    昆布を取り出しただしを沸騰させ、火を止めます。すぐにかつお節を入れ、沈むのを待ちます。かつお節が沈んだら(約1〜2分)、キッチンペーパーを敷いたざる等で、静かにこします。
    ※かつお節をぎゅっと絞ると雑味が出るため、絞らないように注意してください。
  4. 味付けをする
    こしただしを再び鍋に戻し、醤油やみりん、酒、塩を加えて味を調えます。味見をして、おでんのつゆとしてちょうど良い濃さになっているか確認します。具材から旨味が出ることを考慮し、少し薄めに感じるくらいでOKです。
  5. 具材を煮込む
    下ごしらえを済ませた大根やたまご、こんにゃく等、煮込み時間のかかる具材から順に入れます。弱火でじっくりと煮込み、最後にさつま揚げ等の練り物を加えて仕上げます。

おでんのだし作りは、時間をかけて昆布やかつお節から本格的に取る方法もあれば、顆粒だしを使って手軽に手間を減らす方法もあります。どちらを選ぶかは、ライフスタイルや、おでんにかけるこだわり次第です。 忙しい時は時短で、時間がある時は本格的な風味を追求する等、柔軟に楽しんでみてください。

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こんなに違う!全国各地の「ご当地おでん」

おでんは地域によって特徴が変わる料理のひとつで、様々なご当地おでんがあります。ここでは、全国各地のおでんを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

北海道おでん(北海道)

北海道おでんは、海と山の幸を取り入れているのが特徴です。わらび等の山菜やタラの白子、ほたて等の貝類を、昆布だしで煮込んで作ります。

青森おでん(青森県)

青森には、すりおろした生姜を入れた味噌をかけて食べる「生姜味噌おでん」があります。青森の厳しい寒さの中で少しでも身体を温められるように、1軒の屋台から広まったと言われています。

秋田おでん(秋田県)

秋田おでんの特徴は、甘めの味付けに仕上げることです。だしには焼き干しいわしや干ししいたけ、昆布を使います。また、「ニオサク」という山菜が入っているのも秋田風です。

三陸おでん(岩手県)

三陸では新たなご当地グルメとして「三陸おでん」に力を入れていて、様々なお店がオリジナルのおでんを提供しています。1種類以上の付けダレがついていて、三陸の食材が6割以上使われているのが特徴です。

東京おでん(東京都)

東京おでんは、濃口醤油とかつおだしを使います。大根等の定番具材に加えて、ちくわぶやはんぺん、がんもといった練り物が充実しています。

静岡おでん(静岡県)

しぞーかおでんの愛称で有名な静岡おでんは、牛すじで取った真っ黒なだしと黒はんぺんが特徴。串に刺さった具材に、だし粉と青のりをかけていただきます。

飯田おでん(長野県)

長野県飯田市はねぎの産地で、具材にねぎしょうゆだれをかける飯田おでんが有名です。長ねぎと削り節を加えたたれが、さっぱりとした風味をプラスしてくれます。

名古屋おでん(愛知県)

味噌が有名な名古屋では、おでんにも味噌を使います。八丁味噌をベースに甘めのだしで煮込んだものや、一般的なだしベースのおでんに味噌を付けて食べるものがあります。

金沢おでん(石川県)

金沢おでんは、蟹の甲羅に蟹の身を詰めた「カニ面」や赤巻き、ばい貝や車麩等を入れます。豪華な具材を使い、見た目にも楽しめるおでんです。

京都おでん(京都府)

京都おでんは湯葉や京野菜を使っていて、京都の雰囲気が存分に味わえます。だしは昆布と淡口醤油で作り、優しい味わいです。

舞鶴おでん(京都府)

舞鶴おでんでは、「じゃこ」と呼ばれるカタクチイワシの煮干しでだしを取ります。じゃこだしはおでん以外にも味噌汁や煮物等に使われていて、舞鶴地域に受け継がれてきた家庭の味です。

大阪おでん(大阪府)

大阪おでんは、牛すじやたこの足がよく使われるのが特徴。お店によっては、クジラのコロやサエズリも提供しています。だしには昆布やかつおのほか、鶏だしを使うこともあります。

姫路おでん(兵庫県)

姫路おでんの特徴は、生姜醤油で食べること。おでん自体は濃く甘いだしを使うものと薄味のものがありますが、生姜醤油をつけるおでんはすべて「姫路おでん」と言われます。

松江おでん(島根県)

松江おでんは、日本海で採れる海の幸が楽しめます。だしは干しあごと手羽先を使い、具材にはつぶ貝やばい貝、春菊等を加えるのが特徴です。

呉おでん(広島県)

呉おでんには、西日本のおでんによく使われる牛すじや里芋等が入っています。牛すじをよく煮込んで作るため、コクのあるだしが楽しめます。

高松おでん(香川県)

高松おでんは、2種類の味噌だれを付けて食べるのが特徴。高松市内にはおでんコーナーを設けているうどん店も多く、ご当地グルメのひとつとして親しまれています。

福岡おでん(福岡県)

福岡おでんは、具材に特徴があります。餃子を魚のすり身で巻いた「餃子巻」やロールキャベツ、キャベツの入った餅巾着といった、他のおでんとは一味違った具材が楽しめます。

都城おでん(宮崎県)

宮崎県都城市のおでんは、野菜とお肉をふんだんに入れるのが特徴。豚なんこつやキャベツ、もやし等が入っていて、食べ応え抜群です。

鹿児島おでん(鹿児島県)

鹿児島おでんのだしは、豚骨だしを麦味噌で味付けしたものを使います。豚が名産の地域なので、具材にもスペアリブを使っていて、豚の旨味が存分に感じられるおでんです。

沖縄おでん(沖縄県)

沖縄おでんの主役は、見た目のインパクトも抜群な「テビチ(豚足)」。その他にも、青菜やウインナー、ソーキ(豚のあばら)等、沖縄おでんならではの具材が入っています。

ご当地おでんを自宅でも楽しんで

家族みんなで土鍋を囲んでも、一人で晩酌をしながらでも楽しいおでんは、冬の風物詩といえるでしょう。

今回紹介した以外にも、おでんは全国各地、各家庭で様々な味と具材を楽しむことができる自由度の高い郷土料理です。東と西で味付けが異なるのも、普段なら気がつかないかもしれません。

「いつもと違う具材や味でおでんが食べたいな」と思ったら、ぜひ気になるご当地おでんをご家庭で作ってみてください。

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